ほっこりぱんだ堂

陶芸人形や消しゴムはんこ作りが大好きです。 私の作った作品をご紹介していきます。 「ほっこり」とした時間をお届け出来たら嬉しいです。


ブログ用 069


これは、今からさかのぼる事200年前、
インベットという小さな国に伝わるお話。

その国はいつも内乱が絶えず、人々の暮らしはとても貧しかった。
原因は国の王位継承をめぐるもので、今の国王には娘しかおらず
国王は娘に婿をとり、王位を継がせようとしていたのだが、
国王の弟が自分の息子を次期国王にと企み、軍務大臣をとりこんで
数々の罠をしかけていたのだ。

国王の娘、マンダリーナは、このことに いつも心を痛めていた。
マンダリーナは国王に「私は王位の座はいりません、国が平和に
なることが私の願いです。」と訴えていたのだが、国王は決してゆずらず
内乱は激しさを増すばかりだった。

そしてある日、マンダリーナは精霊が住む山として、誰も近付かない
 モンデット に一人むかった。
モンデット には、インペットの神が棲んでいると昔から言われていた。
三日三晩、何も食べず、一睡もせず、マンダリーナはやっとの思いで
山の頂上にある神殿に辿り着き、神に頼んだ。

 「このままでは、国民が戦で血を流し、飢えで死んでしまいます。
  私にはどうすることも出来ません。神よ、インペットの国民を
  救いたいのです、あなたのお力が必要なのです。どうか私達に
  手をさしのべて下さい。」

 「インペットの国王の娘マンダリーナよ、私は人間にはうんざりだ。
 都合が悪くなった時だけ、頼みに来、あとは自分達の私利私欲
 の為に平気で血を流し、土、水、あらゆる生き物を平気で踏みにじる。
 しかし、どうしても、私の手を借りたいのならば、お前の両手を差し出し
 なさい。」

マンダリーナは震える両手を差し出しました。


ブログ用 070

神はマンダリーナの両手をもぎりとり、その手を国王と、国王の弟に一本づつ
送りつけ、今後このようなことが起こるなら、インペットの国は私が滅ぼすと告げました。

神の怒りを恐れた二人は戦いをやめ、インペットの国は平和を取り戻しました。
そして、この国を救ったマンダリーナが王位を継ぎ、
インペットの国を守り、人々に慕われる女帝になったのでした。

おしまい

                  [ ぱんだぷりん世界の民話集 ] より
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コメント
世界中の
子どもたちへ
この民話を届けなくては!!
それが世界平和にきっとつながる???
2008/05/18(日) 14:33:30 | |nao #fVQcm.vA[ 編集]
イヴがりんごをかじった日から
人間の愚かしさが始まった・・・

世界平和を望んでいながら・・・

逆のことをする 愚かな人間・・・

それでも、伝えていかなくちゃ・・・

未来を見つめる子供達へ・・・
2008/05/18(日) 18:21:12 | |ぱんだぷりん #-[ 編集]
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